練習後、以前診察を受けた病院で薬を間違えられ、食中毒のような症状になってしまったことを告白。コンディションが最悪の状態だった過去を振り返り、「試合が組まれた時点で試合開始のつもりでいる」とプライベートの時も決して油断しない気構えで生活していることを明かした。
「一日中、格闘技しかやっていない」と話すようにまさに練習漬けの毎日。今年で37歳となるが、全く肉体の衰えを感じていない。それどころか「ここ二、三年が一番良い感じ」と自信を深めている。
今回勝てば、1月にTKO負けを喫したアント二オ・シウバとの再戦も見えてくる。「いつの日かヘビー級トーナメント一回戦でシウバとやりたい」と決意を新たにした中尾だが、最後に不敵なセリフを吐いた。「もし藤田選手が勝ったらリングに上がります」と対戦を熱望する藤田に対して宣戦布告を行った。
藤田との一戦、そして自らが提唱するヘビー級トップ選手のトーナメント開催に向け今回は負けられないところだ。