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【週刊テレビ時評】NHKで明暗くっきり! 絶好調の朝ドラ「マッサン」と、苦戦続く大河ドラマ「花燃ゆ」

 NHKの連続ドラマである朝ドラ「マッサン」(月〜土曜日午前8時〜/玉山鉄二主演)と、大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜日午後8時〜/井上真央主演)が、まさに明暗をくっきり分ける格好となっている。

 「マッサン」の週間平均視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は第1週=21.3%でスタート。第7週まで20%台をキープしたが、第8週で19.3%と大台を割った。その後、4週連続で10%台だったが、第12週で20%台に戻した。

 以降、視聴率はグングン上がり、第17週では過去最高の21.8%をマーク。そして、第18週(2月2日〜7日)では22.8%を挙げて最高記録を更新するなど絶好調で、今後もさらなるアップが期待される。

 一方、「花燃ゆ」は初回=16.7%と、大河史上ワースト3位の悪いスタートとなり、第2話=14.3%、第3話=15.8%と推移。以降、第4話=14.4%、第5話=12.8%、第6話(2月8日)=13.3%と低水準が続いており、上昇のきっかけがつかめない。

 この調子だと、大河史上ワースト視聴率の「平清盛」(12年/松山ケンイチ主演/平均12.0%)の記録を更新するのではないかとの危惧が早くも渦巻いてきた。

 柴咲コウ主演「○○妻」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)第4話(4日)は前週より1.3ポイント上げて、第2話以来2度目の15%超え(15.2%)を果たした。

 前週、13.3%と落ち込んだ「DOCTORS3 最強の名医」(沢村一樹主演/テレビ朝日/木曜日午後9時〜)第5話(5日)は16.9%の高視聴率をマークし、今クールの民放連ドラ(「相棒season13」=テレ朝=除く)でトップとなった。

 真木よう子主演「問題のあるレストラン」(フジテレビ/木曜日午後10時〜)第4話(5日)は8.9%で3週連続8%台。ここからの巻き返しは、なかなかむずかしくなりそうだ。

 田中麗奈主演「美しき罠〜残花繚乱〜」(TBS/木曜日午後9時〜)第5話(5日)は4.6%で、今クールの民放連ドラで最低の視聴率となった。

 生田斗真主演「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(TBS/金曜日午後10時〜)第4話(6日)は9.8%で、1ケタ台に転落。

 西島秀俊主演「流星ワゴン」(TBS/日曜日午後9時〜)第4話(8日)は9.6%で、こちらも1ケタ台に落ちてしまった。

 亀梨和也と深田恭子との不倫愛を描いた深夜ドラマ「セカンド・ラブ」(テレ朝/金曜日午後11時15分〜)初回(6日)は8.2%だった。

 また、8日日曜日夜、日テレがとんでもない記録をつくった。「ザ!鉄腕!DASH!!」(午後7時〜)が21.2%、「世界の果てまでイッテQ!」(午後7時58分〜)が20.7%、「行列のできる法律相談所」(午後9時〜)が20.4%と3番組連続で20%突破の偉業を達成。同日、「笑点」(午後5時30分〜)も23.1%をマークしており、夕方以降の4番組で大台を超えた。

(坂本太郎)

【訂正】文中、6日日曜日とありましたが、8日日曜日の間違えです、訂正してお詫びいたします。

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