同誌によると、企画段階では人気漫画「課長島耕作」も候補に上がっていたというが、石坂啓さん原作の漫画「アイ'ムホーム」が原作。エリート銀行員が記憶喪失になり、家族との関係を見つめ直すというヒューマンドラマになるというのだ。
満を持してのテレ朝連ドラ初主演だが、ドラマの放送枠は米倉涼子主演の人気シリーズ「ドクターX」と同じ木曜午後9時枠だというから、高視聴率獲得への並々ならぬ期待を受けそうだ。
「同作は04年にNHK総合で『アイ'ムホーム 遥かなる家路』のタイトルでドラマ化された。主人公は時任三郎、その妻を戸田菜穂、その前妻を紺野美沙子が演じたが、いまいち印象が薄いドラマだったので、キムタク版に支障はないだろう」(テレビ関係者)
キムタクといえば、昨年の主演作「HERO」(フジ系)が平均視聴率21.3%と好調。これまで様々な職業を演じてきたが、今度は銀行員をどう演じるかが注目されるが、同誌によると、同枠でTBSがぶつけてくるのが、元AKB48の大島優子の初主演ドラマ「任侠刑事・麦秋」。大島が演じるのはヤクザを足抜けさせる刑事だというが、キムタクドラマにぶつけたからにはTBSにもそれなりの“勝算”がありそうだが…。
「TBSは1月スタートの同枠ドラマで田中麗奈主演の『美しき罠〜残花繚乱〜』が初回から視聴率1ケタが続き惨敗中。それもあって、大島のドラマは2ケタなら万々歳といったところか」(芸能記者)
ちなみに、昨年大ブレークした斎藤工の初主演ドラマで、研修医たちの成長を描く「恋愛病棟」(フジテレビ)も4月スタートだというだけに、キムタクドラマの強力なライバルになりそうだ。