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吉と出るか凶と出るか? 日テレが日曜深夜帯強化のため「有吉反省会」に代わって、ドラマ枠新設

 昨年、年間視聴率3冠王に返り咲いた日本テレビが4月期で大胆な改編を行う。

 日曜日の午後10時30分から11時25分にドラマ枠を新設するのだ。第1弾はEXILEのTAKAHIROが主演する「ワイルド・ヒーローズ」。TAKAHIROのドラマ出演は昨年1月期の「戦力外捜査官」(日テレ/武井咲主演)以来2作目で、主演は初。

 ドラマの内容は、元ヤンの主人公が裏社会に命を狙われている10歳の少女を救い、行動をともにすることになり、昔の悪ガキ仲間6人に頼って、危機的状況を乗り越え、かつての友情と絆を取り戻していくストーリー。元ヤン仲間6人はEXILE TRIBEのメンバーが演じるため、かなりEXILE色が強いドラマになりそうだ。

 日曜日の夕方以降といえば、まさに同局のひとり勝ち状態。「笑点」に始まり、「真相報道バンキシャ!」、「ザ!鉄腕!DASH!!」、「世界の果てまでイッテQ!」、「行列のできる法律相談所」、「おしゃれイズム」と人気番組がズラリ続いており、他局の追随を許していない。

 10時30分から放送の「有吉反省会」も、コンスタントに視聴率2ケタ台をマークしているが、今回の改編で同番組を土曜日午後11時30分に移動する。現在、同時間に放送の「ウーマン・オン・ザ・プラネット」は3月で終了する。

 「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」は、現在より30分繰り下がり、11時25分からの放送に変更される。

 同局の狙いは深夜帯の強化だが、日曜日午後10時、11時台のおもな裏番組はNHK「サンデースポーツ」「ダウントン・アビー」、テレビ朝日の「日曜洋画劇場」「初めて○○やってみた」、TBSの「さまぁ〜ずの世界のすげぇにツイテッタ〜」「情熱大陸」、テレビ東京の「トーキョーライブ22時〜ニチヨルまったり生放送中〜」「ネオスポ」、フジテレビの「Mr.サンデー」「ヨルタモリ」といったところ。

 そのなかで、最も視聴率を獲っているのが、宮根誠司アナの「Mr.サンデー」で12%前後(数字は以下、すべて関東地区)。10〜11%程度の「有吉反省会」より若干上回っている。

 日曜日の連ドラは地上波全局通じても、NHK大河ドラマ(午後8時)、TBS日曜劇場(午後9時)の2番組しかなく、飽和状態ではないため、日テレは新たなドラマ枠で、フジ優勢の午後10時〜11時台の逆転を図ろうというもの。

 とはいえ、「有吉反省会」は視聴者にしっかり定着し、ほぼ毎週2ケタ視聴率を記録しているだけに、あえて土曜日に移動させるのは危険が伴う。新ドラマ枠の視聴率が「有吉反省会」より下回ろうものなら、日テレの改編は“失敗”ということになる。
(坂本太郎)

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