11月11日、兵庫県警が元交際相手の女性に執ように、つきまとったとして、相次いで、ストーカー規制法違反で2人の男を逮捕した。
兵庫県の自称会社員の男(30)は、10月9日〜21日、携帯電話やモバゲー上から元交際相手の女性に、「人生をめちゃくちゃにされたから、そっちもしたる」などといったメッセージを、約30回送ったとして逮捕された。
自称会社員の男は「ストーカーの認識はなかった」と容疑を一部否認している。
同署によると、2人は9月に別れたが、あきらめきれない男はその後も十数回以上にわたって、「別れたくない」とメールを送信し続けていた。
女性が県警に相談したため、10月4日と9日に、男に警告したが、男は連絡をやめず、御用となった。
また、県警は元交際相手の女性が嫌がっているにもかかわらず、9月16日から10月8日までの間、「会って、別れる理由を聞かせろ」などと、電話や「LINE」などでストーカー行為をした疑いで、設備工の男(35=愛知県岡崎市)を逮捕した。
男は「危害を加えるつもりはなかった」と容疑を否認している。
10月に女性から相談を受けた県警は、連絡をやめるように、設備工の男に忠告したが、聞き入れず、電話などが計約30回続いたという。
(蔵元英二)