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タレント候補乱立 どうなる日本!?

 参議院選挙を目前にして、立候補を予定するタレントの名前が報道されるようになった。タレントとはいえども、もちろん彼らには立候補する権利がある。ただ、問題山積の日本で“お遊び”や“再就職目当て”での出演は遠慮してもらい。そこで、立候補予定者の現時点での実力をチェックしたい。

 まずは自民党から出馬予定の三原じゅん子。「笑顔が溢れる政治を〜」「お年寄りから子供まで安心できる政治を〜」など、タレント候補にありがちな、いったいどんな政治なのかさっぱりわからない目標が多い中で、彼女は「福祉」と明確だ。「介護施設巡りをするなど、出馬表明の前から積極的に活動しています。彼女の真摯な姿勢は逆にタレント候補と一緒にされるのがかわいそうですね」(全国紙政治部記者)。

 続いて「探偵ナイトスクープ」でお馴染みの岡部まり。彼女は民主党から立候補予定だ。「すでに街頭演説も経験しました。しかし、これがまったくダメだった。“スマイルエネルギーで人づくり、街づくりをしたい”とまったく具体性なしの意味不明な発言は素人丸出し。ただ、番組で共演した俳優の西田敏行が応援演説に駆け付ける予定もあるとのことで、派手な選挙戦が予想されます。演説を聞く分にはたのしいかも」(週刊誌記者)。

 また、今回は元読売ジャイアンツ選手の堀内恒夫(自民党から出馬予定)、中畑清(たちあがれ日本から出馬予定)も注目を集めている。ただ、評判は良くない。「二人とも政治の世界は素人、それは仕方ない。ただ、監督業で大成功している方なら、“カリスマ性”や“リーダーシップ”などを政治の舞台へとなるかもしれないですが、堀内さんは巨人の監督で大失敗。中畑さんも五輪で代理とはいえ大失敗。彼らは何が評価されて出馬へとなったのか理解に苦しみます」(スポーツ紙記者)。

 そして今回、一番注目されているのが、民主党から出馬する“やわらちゃん”こと谷亮子。驚くのは彼女は選手を続けながら議員になるということ。「ナメてるとしか思えません。柔道関係者も驚いているようです」(週刊誌記者)。多くの問題を抱える日本で、選手を続けながら議員がつとまるのかは確かに疑問だ。「彼女は柔道の世界では歴史に残る選手です。今回の立候補で、彼女の栄光の歴史に泥を塗ることにならなければいいのですが…」(スポーツ紙記者)。しかも、小沢一郎幹事長から出馬を要請されたのが、3月、決断したのが4月下旬。「選挙は乗り切っても、政治家として、しっかりとした準備ができているのか疑問です」(全国紙政治部記者)。

 タレント候補も様々だが、圧倒的な知名度を武器に有利な選挙戦を展開するのは間違いないだろう。有権者はしっかりと“政策”や“政治姿勢”をチェックすることが最低限の義務になる。

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