対戦カードは次の通り。
『POWER HALL 2019〜New Journey Begins〜』
6月26日 東京・後楽園ホール
1 LAST SACCESSION(30分1本勝負)
佐々木貴(FREEDOMS&杉浦透(FREEDOMS)&吉田綾斗(KAIENTAI DOJO) 対 葛西純(FREEDOMS)&浅川紫悠(KAIENTAI DOJO)&平田智也(FREEDOMS)
2 CLASH OF SWORDS(30分1本勝負)
関本大介(大日本プロレス)&橋本大地(大日本プロレス) 対 マサ北宮(プロレスリング・ノア)&稲村愛輝(プロレスリング・ノア)
3 TOKYOGURENTAI KAZOEUTA(30分1本勝負)
NOSAWA論外(東京愚連隊)&MAZADA(東京愚連隊)&FUJITA(東京愚連隊) 対 ディック東郷(フリー)&MEN'Sテイオー(フリー)&カズ・ハヤシ(WRESTLE-1)
4 THE FUTURE IS NOW(30分1本勝負)
田中稔(フリー)&小坪弘良(フリー) 対 ヨシタツ(フリー)&上野勇希(DDTプロレスリング)
5 NOAH THE STYLE(30分1本勝負)
清宮海斗(プロレスリング・ノア)&谷口周(プロレスリング・ノア) 対 中嶋勝彦(プロレスリング・ノア)&平熊野準(プロレスリング・ノア)
6 THE FINAL RHAPSODY(60分1本勝負)
長州力&越中詩郎(平成維震軍)&石井智宏(新日本プロレス) 対 藤波辰爾(ドラディション)&武藤敬司(WRESTLE-1)&真壁刀義(新日本プロレス)
※レフェリー タイガー服部
長州はラストマッチ前最後の試合(19日、FREEDOMS沖縄・宮古島大会)をけがすることなく終えた。現在はラストマッチに向けて調整に入っている。最後の相手を務める“永遠のライバル”藤波は「彼がやめていくのは複雑な気持ち」と正直な思いを口に出していた。ただ、長州は一度引退試合を行っていることから、「引退試合」という言葉を使わず、「ラストマッチ」「ファイナルマッチ」と今回の一戦を表現している。それだけリングを降りる決意は固いということだろう。
ラストマッチのレフェリーは、海外、新日本、ジャパンプロレス、WJプロレスなど、常に長州と行動をともにしていたタイガー服部だ。服部も今大会の後、近いうちにレフェリー生活にピリオドを打つ可能性が高い。80〜90年代のファンにとってはこちらも見逃せないポイントとなるだろう。
今大会にはメインの新日本、ドラディション、W-1、平成維震軍の他、大日本、K-DOJO、DDT、FREEDOMS、東京愚連隊らが協力。リデットエンターテイメント傘下のプロレスリング・ノアは提供マッチも含め、若きエース清宮海斗ら多数の選手が参戦する。長州の孫弟子にあたり、WJで一緒だった中嶋勝彦、そして同じく健介氏の弟子で、長州とも親交が深かった故・マサ斎藤さんの付き人を務めたマサ北宮も出場する。
セレモニーなどが行われるかはまだ発表されていない。1度目の引退試合は東京ドームで行われたとはいえ、質素なイメージが残った。今回は悔いのないラストマッチを見せてもらいたい。
取材・文・写真 / どら増田