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早くも投入されそうな、初回から7.5%も視聴率がダウンした『HERO』視聴率回復の“切り札”

 14日放送の初回の視聴率が26.5%を記録し、今年放送されたドラマのトップに立った、キムタクことSMAPの木村拓哉主演の月9ドラマ「HERO」だが、21日放送の第2話の視聴率が19.0%で前回よりも7.5%ダウンした。

 初回の高視聴率で各メディアにはキムタクや同ドラマを礼賛する記事が踊ったが、いきなり急激なダウンとなったが、28日放送の第3話がどのぐらい数字を取れるかが大きなカギになりそうだというのだ。

 「初回は13年前の前作を見たファンが『どんなものか』とチャンネルを合わせたため、異例の高視聴率を記録したが、結果からすると、初回で飽きてしまった人が多かったのでは。初回のゲストは犯人役で森山直太朗。第2話のゲストはキムタク演じる型破りな検事と敵対する敏腕弁護士役で谷原章介。第3話の予告編を見るとゲストは前田吟でかなり渋い。しかし、放送前日の27日まではSMAPが司会をつとめる、フジの毎年恒例の『27時間テレビ』が放送されている。勢いを保ったまま『HERO』につなげられれば高視聴率だろう」(テレビ誌記者)

 このところ、主演ドラマがことごとくふるわず、かつては主演ドラマが軒並みヒットしていた時期の“キムタク神話”が音を立てて崩れていただけに、キムタクサイドとしては、視聴率の急落は由々しき大問題に違いないが、視聴率建て直しのための“切り札”がしっかり投入されそうだというのだ。

 「どうやら、ドラマの終盤にかけて、SMAPのメンバー全員、もしくは数人がドラマのキーポイントで投入されることになりそう。とはいえ、今なら同じジャニーズ事務所の後輩である嵐のメンバーを投入した方が数字が取れそうだが、意地でも嵐人気にはすがれないし、SMAPのメンバー投入以上の“切り札”が見つからないのが現状」(フジテレビ関係者)

 1話完結が基本の「HERO」だが、SMAPのメンバーが絡めば、いろいろと仕掛けてきそうだ。

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