初回こそ19.2%と高視聴率でスタートしたが、回を重ねるにつれて落ち込みは激しくなってきている。あるテレビ局関係者は「TBSとしては日本シリーズもあったし、みのもんたの問題もあったので、さほど騒ぎにはなっていない。平均で13〜14%くらいには落ち着くだろうと踏んでいる」という。当の本人もそれほど数字的には焦りを見せていないが、ひやひやの目で見ているのは実はフジテレビ。「TBS、フジと順番でキムタク主演ドラマを手がけるんですが、ここで一気に落ち込んでしまうと困るとあせっているのがフジ。来年4月クールに主演が予定されているんですが、来年こそはと視聴率アップをにらんでいるので、キムタクの人気低迷というイメージが先行してしまうのを嫌がっているんです」。
起死回生の一発をぶち上げたいフジとしては禁断の手に打って出るという話がもっぱら。「いままでキムタクは続編ものを嫌っていた。イメージが定着するというのを嫌ったものといわれていますけど、ついにその扉を開けるというんです。フジがやってきた中で高視聴率だったのが総理大臣になった『CHANGE』や検事になった『HERO』などなど。フジもキムタクサイドも高視聴率獲得ということで一致してますからね。このあたりの続編をやるということで調整をかけているといわれています」と同関係者。
ついに禁断の扉を開けるときが来たようだ。