さらに、岡村や番組に個人的にゆかりのあるゲストが登場することでも知られ、岡村は「熊さんが出没したということで、どよめきといいますかね。言うていいんですかね。仕事で言うてるだけなんで」と釈明を置きつつ取り上げた。「熊さん」とは熊田曜子のことである。
熊田はインパルスの堤下敦が司会を務めたコーナー「岡-1グランプリ歌うま王座決定戦」に登場し、kiroroの「長い間」のピアノ弾き語りを披露した。テレビのバラエティ番組などでも見せない珍しい姿だろう。岡村は登場しパフォーマンスを披露する前から満点を付け、「ここからの横顔が満点でした」と絶賛し、堤下からツッコまれる場面も見られた。
岡村はこの様子を振り返り、「仕事やからね。言うても。僕の中では死にはったと思ってはるけど、仕事だからしゃあないよね」と再び前置きを繰り返し、「生で顔見てきれいな顔してはんな。好きな顔してんな」と、あらためて熊田の美貌を讃えた。岡村は連絡が取れなくなるなど、自分の前から去っていった女性を「死んだと思うことにしている」とする独特の思考の持ち主として知られる。
岡村は2006年に、自宅マンションで熊田と17時間にわたって過ごす様子を『FRIDAY』(講談社)に激写されている。実際は共通の友人を交えた鍋パーティーを行っていたようだが、写真週刊誌につけられているとわかったため。出るタイミングを探っていたところ、一晩経ってしまった。ただ、岡村にとって熊田はただの友人ではなく、「顔がかなりタイプだった」と振り返っている。
岡村は昨年の同イベントにも熊田を呼んでおり、共演は恒例のネタになっているとも言える。これには、ネット上で「岡村さん。マジで熊田、タイプなんだな」「おっさんの片思いぶりが笑える」といった声が聞かれた。「熊さん」と呼ぶあたりに岡村の照れも感じられると言えよう。