山里は番組放送3時間前、「今宵の山里マツコデトックスを待つ望む声がたくさん。」とツイート。しかし、「嬉しい反面、怖さもある…」と心境を吐露した。
同番組は、山里とマツコ・デラックスによる単発トークバラエティで、17、24日と2週連続で放送された。山里が日々書きためているという“毒出し日記帳”を元に、“心の闇”をマツコやゲストに吐き出してしまうという「暴露系番組」だ。昨年10月にも放送され、番組ディレクターとの確執話や、嫌いなモデル、ママタレを次々と暴露する山里のトークが話題を呼んだ。
放送開始前の山里の不安とは裏腹に、ネットでは「ああいう毒を吐く山里さんとマツコさんを見たいんです」「最高に面白いですよ」「怖がってるのはモデルさんやママタレさんですよ」と山里を励ます声が寄せられた。また同番組は関東圏のみ放送されたため、地方での放送を希望する声もあった。
「山里と言えば、自身のラジオ番組でのトークやSNSでのぶっちゃけネタで、“炎上キャラ”としてすっかり定着してしまいました。しかし近年ではそのキャラを活かし、今回のような番組では欠かせない存在となってきているようです」(芸能ライター)
山里のように炎上が隣り合わせのタレントには、マイナスイメージもある。しかし山里の場合は逆に、「炎上」や「毒吐き」のキャラを活かすことに成功しているようだ。
「基本、ツッコミとしてのワードセンスが的確なので、『毒』をトークセンスとして生かしている部分があります。以前山里はトーク番組で、炎上について『基本的には謝るしかない』『戦わない』と語っている。潔い姿勢で毒をうまく中和させているのかもしれません。さらに最近では、漫才やコンビに対して熱く語る一面も見せており、より好感度を上げつつあるようです」(同・ライター)
本人は不安に思っているようだが、周囲からしてみれば「ネガティブな炎上芸人」というイメージは薄れつつあるのかもしれない。