交番に相談に訪れた30代女性にわいせつな行為をはたらいたとして逮捕された巡査が、女子高生とエッチしていた。
神奈川県警監察官室は5月10日、18歳未満の女子高生にみだらな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反容疑で、県警相模原署地域2課の巡査・辻大志(たいし)容疑者(24=同県厚木市温水西)を再逮捕した。
県警によると、辻容疑者は容疑を認め、「かわいかったので自分の欲望を抑えることができなかった」と供述している。県警は同日付で辻容疑者を懲戒免職処分にした。
逮捕容疑は、1月14日夜から15日朝にかけて、厚木市内のホテルで、県立高1年だった女子生徒(当時16)にみだらな行為をした疑い。
昨年11月頃に辻容疑者は制服で勤務中に路上で女子高生と知り合い、メールアドレスを交換。メールで連絡を取り合って、ホテルに誘った。女子高生は警察官という職業にあこがれていたという。
辻容疑者は4月20日午前0時頃、相模原市の交番に相談に訪れた30代の無職女性を、近くの公園に連れて行き、キスするなど、わいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐容疑で同22日に逮捕されたが、横浜地検は処分保留で釈放した。
女子高生は辻容疑者が逮捕されたことを報道で知り、同23日に被害を届け出て発覚した。
県警の保坂都彦監察官室長は「捜査、調査の結果を踏まえ厳正に処分した。職務倫理教育を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
幅広い年齢層の女性に欲情していた辻容疑者。抑制できないなら、警察官である資格はない。
(蔵元英二)