筒香はキャッチボール、室内での打撃練習などを披露したあと、会見に応じた。
■筒香嘉智外野手 質疑応答
ーーこのオフはいろんなところでトレーニングをされたようだが?
いい時間が過ごせました。体も心も順調です。
ーー今までやって来たことと変わらない?
そうですね。野球の技術としては、いろんな向上をするために特に変わったことはないです。
ーーキャンプに向けての意気込みは?
シーズンがまだ少し時間がありますし、もちろんキャンプインから今年もスタートするわけですけど、シーズンに向けてしっかりやりたいなと思います。
ーーキャプテンとしては?
メニューは監督、コーチが作りますし、僕はチームが良い方向に行くように考えながらやっていきたいです。
ーー先日、稲葉監督から侍ジャパンの選手に選出されたが?
本当に光栄なことですし、感謝しています。やっぱり日の丸を背負うということは責任があると思いますし、野球をやっている子供たちが野球が好きになるようなプレーを見せたいですね。
ーー稲葉監督は4番の起用を明言しているが?
そう言っていただけるのは光栄なことですし、もしそうなれば全力でやります。
ーー高校の先輩の松坂が中日に移籍したが?
本当に憧れの方でしたし、感じる雰囲気もあると思うので、楽しみです。対戦したいですね。
ーーラミレス監督はロペス、宮崎(敏郎)とともに主軸の1人として指名しているが?
クリーンナップは重要だと思うし、そこを任される以上、期待に応えられるように頑張ります。
ーー今シーズンに向けた抱負を
個人としては、技術、人間性をもっともっと成長させて、周りの方から応援してもらえる選手を目指していきたいです。チームとしては監督が言っているように、キャプテンとしてチームを優勝に導けるようになりたいですね。
また、この日一部であった結婚報道に関して、球団を通じて次のコメントを発表している。
「私事ではございますが、かねてよりお付き合いしていた女性と今春結婚いたします。」「また、本年中に父親になります。新しく家族が増えることに喜びと責任を感じています。相手は一般の方ですので、静かに見守っていただければ幸いです」
WBCの侍ジャパン4番打者からスタートした昨年は、チームに戻ってからキャプテンとしてチームを牽引。19年振りの日本シリーズ出場に大きく貢献した。今年も3月に侍ジャパンの強化試合を控えているが、昨年を超える気持ちを持ってチームを20年振りのリーグ優勝に導き、再び日本シリーズの舞台に立つことを目指していく。
取材・カメラ / 萩原孝弘
文 / どら増田