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コケてしまった豪華キャストの注目映画

 「あれだけの豪華女優陣が共演した映画はこれまでなかったのでは。ただ、全員が主役級で野球で言えば全員が4番状態。そうなるといろいろ問題が出てくるのは分かっていたはずだが…」(映画ライター)

 蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子といういずれもドラマ・映画で主役級の豪華女優陣が共演した映画が12日公開の「FLOWERS -フラワーズ-」。昭和初期から現代を4つに分け、それぞれの時代を生きた6人の女性の姿を描いた作品だが、よくよく見るとキャストの並びは五十音順で、ダブル、トリプルなら6人全員が主演扱いというなんとも不思議な映画だが、そうなった裏には“大人の事情”があったのだという。
 「この6人はいずれも資生堂のヘアケアブランド『TSUBAKI』のCMに出演していて、資生堂が製作を手がけたため共演が実現した。ところが、共演を決めたものの、誰を主演にするかでひと悶着。というのも、個人事務所所属の鈴木以外は名だたる大手プロに所属していて、各プロダクションが『うちのが主役だろ』と一歩も譲らず。しかも、鈴木は最年長で女優としての実績もトップだったので、悩みに悩んだ結果、五十音順に並べる“苦肉の策”をとったところ、『なんで蒼井の名前がトップなんだ』とほかの女優の事務所からクレームがあって水面下で大揉めだった」(映画会社関係者)

 多忙な6人のスケジュールを調整しなんとか撮影を終えたものの、プロモーションの段階でまた問題が発生したという。
 「製作サイドは公開前のメディアでのパブリシティは6人でと考えていたようだが、各女優の事務所が『スケジュールが合わない』『あの女優と一緒はダメ』『うちの女優だけでやらせろ』など好き勝手なことを言い始め、仲間&鈴木、広末&竹内、田中のみなどの組み合わせになり、あまりPR活動に乗り気でない蒼井はほとんど稼働しなかった」(同)
 結局、12日の舞台あいさつに出席したのは鈴木と仲間のみで、国内映画の週末興行成績ランキング(12日〜13日)は8位(興業通信社調べ)と予想外のコケっぷりだった。
 「2日間の興行収入は約5495万円。最近の作品は公開2日の数字である程度成績が読めるが、2日でこの数字だと邦画のヒット基準とされている10億円に届かないのでは」(先の映画ライター)
 この映画、たとえれば、一時期、他球団の4番ばかり集めて勝てなかった巨人みたいなものだった。

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