74.9kgで計量を一発パス、囲み取材に応じた北岡。インターネットで船木のコメントをチェックし「もう来ないってはっきりしてるんで、ある種完結した感じがします」「すごい言い方をすると、もうどうでもいい」などと終戦を宣言した。
その一方で、終始笑顔の絶えない北岡は、対戦相手のジェイソンを「なんかナーバスに見えますよね。昨日こっちに着いたの?大変だよね」と同情する余裕を見せた。そればかりか「(今回)アメリカ人と戦うのは、次に決めた目標と通じるところがある」と意味深なコメントを残した。
本人を直撃すると「アメリカの格闘技団体に挑戦したい。候補を絞ってはいます」と告白。船木からアメリカに、完全に心変わりしているようだ。
ジェイソン戦が、北岡にとって試金石になるに違いない。すっきり勝って米国に殴り込みをかけられるか。