まず、顔をのぞかせるドライトマトの大きさにびっくり。口の中にトマトの甘酸っぱさがふんわり広がる。こうなるとトマトはもはや野菜ではなくフルーツだ。「甘い」でもなく「酸っぱい」でもなく、「甘酸っぱい」のど真ん中。ああ、トマトってこんなにうまいものだったのか…と絶句した。ドライトマトだけビンに詰めて売ってほしいぐらいである。
オリーブオイルの味がしっかりついたモチモチ生地もまた、食べごたえがあっていい。食事パンはいわばご飯代わり。炊きたてほっかほかのご飯のように、パンのうまさをしみじみと感じさせる。生地にはトマトピューレがしみわたっていて、オレンジ色の断面は見た目に鮮やか。クリームチーズやサーモンと相性がいいという。
やばい! やばすぎる! もう完璧! うっかり、やばいよ、やばいよ…と「よ」をつけると出川哲朗になってしまうので注意。税込み285円。(覆面調査員・ヨン様)