同作は鹿児島で三百年以上続く伝統の夏祭り「六月燈(ろくがつどう)」を舞台に、かたむきかけた老舗和菓子店のワケあり家族の再生と、商店街の生き残りにかける店主たちの人間模様を描いた、笑いと涙のハートフルコメディー。
三姉妹の次女役を務めた吹石は「いろんな役をやらせてもらっていますが、離婚調停中っていう役は初めてで、重々しい大変な役かと思いましたが、現場では明るくて素敵なキャストのみなさんに囲まれました」とあいさつ。
三女役の徳永は現場を振り返り「すごくたのしかったです。ただただ甘えさせていただいたというか、かわいがってくださった。ボディタッチをしたり、普段の現場の空気感のおかげで姉妹ならではの雰囲気が出たと思います」。
長女を演じた吉田は「5人兄弟の末っ子なので、三姉妹の力関係はよくわからなかったです。長女は大事なタイミングのところでちゃんとくぎを刺すっていうところは姉を思い出して『姉、ありがとう!』とやってみて思いました」と役づくりについて感想を語った。