治療に専念して、元気な姿を見せてもらいたいとねぎらいの気持ちを表明したが、続けて「1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」とコメント。SNS上には批判の声が殺到し、「池江選手の身体を心配する方が先」「病気で苦しんでる人にガッカリとかよく言える」「人格を疑う」「辞任してほしい」などと大炎上した。
この発言を受けて、立憲民主党の蓮舫副代表兼参議院幹事長は、13日ツイッターを更新。「この大臣はもはや論外。五輪を担う資格さえないし、人としてどうなの。予算委員会に備えようと、再度思いました」と桜田五輪相を強烈に批判した。しかし、このツイートをした蓮舫副代表に対しても、批判が噴出する結果となった。
「国会議員任期中に国籍が二重だったという違反の可能性を国籍差別とごまかし逃げている それをきちんと説明して己の襟を正すことが先じゃないですか」「今1番苦しくて大変なのは池江さんですよ。政治に結びつけないでくださいよ」「あなたの仕事は粗探しじゃないでしょ?国会議員としてきちんと仕事して下さい」「桜田氏に対しては同意見ですが、池江選手の病気を政争の道具には使わないでください」と様々な意見が飛び交っている。
中には「発言全文を読むとそこまでひどくない印象です。また、報道の切り取り掲載での印象操作のような気がする。」という指摘や、「自身の利益のためにツイートするあなたの方が、『人としてどうなのか』」という声もあった。
桜田五輪相の発言はもちろん、「失言」の部類に入るだろうが、コメント全文を読んで発言していないと思われる蓮舫副代表の発言は、巨大なブーメランとなったようだ。
記事内の引用について
蓮舫・立憲民主党の公式ツイッターより https://twitter.com/renho_sha