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加藤浩次「民主党政権はひどかった」発言にネットは賛否 “家族構成によって感じ方は違う”の声も

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加藤浩次

 今や一介のタレントが政党批判するのは珍しくはないが、かつての民主党政権に改めてNOを突き付けたのは、あまり見られない光景だった。極楽とんぼ・加藤浩次が、13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、こんな発言をしたのだ。

「振り返ったら当時の民主党はちょっと、僕はひどかったと思うんだけど?沖縄の問題にしてもそうですし。僕はうーんと思っちゃう」

 さらに、評論家の宮崎哲弥氏に向けて、「宮崎さんどうですか?当時の民主党政権は悪夢じゃなければなんでしたか?」と質問したのである。

 加藤のこの発言の発端は、12日に開かれた衆院予算委員会での出来事にあった。安倍晋三首相と立憲民主党・無所属フォーラム所属の岡田克也元副総理が、10日の自民党大会で首相が発した「悪夢のような民主党政権」という言葉をめぐり大激突。「撤回しろ」「撤回しません」と激しい応酬を繰り返していたのだ。

 2009年、民主党は衆院選で300議席を超える絶対安定多数を獲得し、政権交代が実現。だが、この政権の初代総理大臣・鳩山由紀夫氏が、沖縄の普天間基地移設問題で内閣総辞職。続く、菅直人氏、野田佳彦氏と3代にわたって政権が維持されるも、2012年の衆院選で57議席にとどまり、終焉した。

 評論家の宮崎氏が民主党政権は「経済政策はダメだった」「バラ色ではなかった」とトーンが抑え気味の中、加藤はあえて踏み込み、「ひどい」と先のように明言したのだ。これに対し、視聴者の反応は様々だった。

 「加藤さんの言うとおり!」「加藤浩次ナイス発言!」「加藤浩次、普通の日本人の感覚」「加藤浩次がしっかり事実認識してる事に驚いた」と称賛する声もあれば、「加藤さんって改竄、捏造、不正統計の安倍政権が最高だと思ってるんだ?!」「民主党政権はダメだったよね発言は、ちょっと朝から微妙な気分になったな。その時の年齢、家族構成によっても感じ方は違うと思う。うちは娘二人が小さかったので、食費もガソリン代も高速代も安くて子ども手当が多かったので、本当に助かった」など、意見が割れている。

 それにしても解決しなければならない問題が山積しているのに、13分も、不毛な議論に費やす2人のやり取りを見させられている視聴者こそ悪夢だったのでは……。

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