『桐島、部活やめるってよ』は、ある高校に、校内の人気者「桐島」が部活をやめるというニュースが駆け巡る物語。日常が崩れ、生徒たちの人間関係に変化が生まれる。8月11日から全国公開。
同作の主演は、神木隆之介。マイクを持ち、「これがみなさんに初めてこの映画を見てもらう一番最初です」とあいさつ。しかし、続けて、「興奮しすぎて、ちらっと見えた方もいると思いますが、さっき、こけたんですよ。興奮しすぎて、楽しみすぎて、あの、こけてしまいました」と舌をペロリ。そのシーンは、俳優たちが入場してくる場面で、先頭の神木が、入場口に姿を現したとたん、足をすべらせ、全身が地面に着くまでずっこけた。ただ、すぐに何事もなかったかのような顔をして立ち上がり、歩き始めた。しかし、間近で見ていた橋本愛は大爆笑。しまいには、神木も笑顔を浮かべ、しばらくの間、橋本と言葉をかわしていた。
この日は、スペシャルゲストとして、サッカーの槙野選手と吉田選手が登場。吉田選手は、出演者の山本美月の大ファンで、自身のブログでも“山本さん好きをアピール”しているという。その吉田は、あこがれの山本と同じステージに立ち、照れた表情を浮かべていたが、槙野選手から、「さっき、楽屋で、『山本さん、17歳から応援してるけど、こいつはくるぜ。やっと出てきたよ』って言っていましたから」と暴露されてしまった。吉田選手いわく、「ファン目線なんです、すみません」とか。また、槙野選手は、映画を見てインスピレーションがわいたという『桐島、部活やめるってよ』の応援パフォーマンスを披露。胸を叩いてから天空を指さす“桐島応援ポーズ”を詰めかけた満員のファンといっしょにきめた。
舞台あいさつでは、ヒット祈願として、8月11日の公開日まで、登壇者が何をやめるかを披露した。神木は、「冷房をつけるのやめる」宣言。パンが好きで「いつも買っちゃうんです」という大後は、「パンの食べすぎをやめる」。橋本は、「やめることがないんです」と言いつつも、「死ぬほど宣伝、がんばります!」「全国各地を飛び回ります!」「この映画を知ってもらうために、見てもらうために、何でもしたいと思います!」と気合いを見せた。(竹内みちまろ)