北岡にとって船木は格闘技を始めたきっかけであり、憧れの存在であった。しかし、7年のブランクを経て、現役復帰を宣言した船木に対して芽生えた感情は怒りだけだった。「あの人は色んなプレッシャーから逃げた人。個人で戦う方がそりゃ楽だよ」と辛らつな言葉を投げかけた。
「船木さんが現役でやっていた7年前とは今はレベルがぜんぜん違う。そんなに甘くない」と突然の現役復帰への認識の甘さを指摘し、「桜庭さん、田村さん、ホイス・グレイシーとか過去の人と戦ってお茶を濁されたくない。それは過去の戦い。現実じゃない」と嫌悪感を露わにした。