この日の『爆笑問題の日曜サンデー』は、特別企画として爆笑問題のコンビ結成30周年を記念した内容を放送。彼らの母校である日大芸術学部へレポーターを派遣したり、彼らが影響を受けたB&Bやツービートの秘蔵音源が流れたほか、爆笑問題に縁のあるゲストが多数登場し、その中にはかつてフジテレビの番組『ザ・ジャッジ』にて爆笑問題と共演した、みのもんたの姿もあったのだ。
みのもんたは、2017年3月まで文化放送でレギュラー番組を担当していた関係もあり、TBSラジオには一切の出演経験がなく、史上初の出来事だという。また、爆笑問題とみのもんたは以前より気心が知れた仲ということもあり、本来TBS局内ではタブーであるはずの「吉田明世アナの尻を触っていた」というエピソードが太田の口から飛び出た他、田中からは「打ち上げの席で自分の顔を拭いたタオルを女子アナにくわえさせる」などのきわどいセクハラネタが飛び出す始末でスタジオは大いに盛り上がった。
さて、今回のTBSラジオのみのもんたの出演は、ただのゲスト待遇のスポット出演ではなく、将来的にTBSラジオでみのもんたによる新番組がスタートする伏線ではないかと見る関係者は多いという。
「現在、みのもんたさんのレギュラーは読売テレビの『秘密のケンミンSHOW』のほかは、ネットテレビの『みのもんたのよるバズ!』の2本のみです。本人はもう芸能界には興味がないような素振りではありますが、そんなことはなく、実はいろんなラジオ局に自分を売り込んでいるようです。また、爆笑問題のラジオに出演した際も、73歳とは思えないほどしっかりしたトークを行い、これには現場にいたTBSのスタッフも驚いていたと聞いています。ギャラさえ下がればTBSラジオとしても、ベテラン枠としてすぐに起用したい人材ではないでしょうか」(某放送作家)
かつて、TBSはテレビで干されてしまった久米宏をラジオ(『久米宏 ラジオなんですけど』)で完全復活させた過去があり、人格には難有りだが、アナウンサーとしては「超一流」であるみのもんたの復活の助け舟となるか…?