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オリックス『関西クラシック』福本豊氏のエール届かず!西村監督連日の失策失点に苦言

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福本豊氏

オリックス 4-5 ソフトバンク(12回戦)
※オリックスの2勝9敗1分け
▽30日 京セラドーム大阪 観衆 28,730人

 1971年にパ・リーグの覇者として、セ・リーグの覇者である巨人と日本シリーズを争った阪急ブレーブスの懐かしいユニフォームを着用し、南海ホークスのユニフォームを着用したソフトバンクとの『関西クラシック2019』第2弾の3連戦最終日。オリックスは同一カード勝ち越しをかけた一戦だったが、29日の試合に続いて失策からの失点を許し連敗。今年の『関西クラシック』は、近鉄バファローズのユニフォームを着用した17日から行われた西武との3連戦も含め、2勝4敗で負け越す結果となった。

 この日の始球式には、阪急OBで“世界の盗塁王”こと、福本豊氏が登板。山なりだったがノーバウンド投球を見せ、新旧入り乱れたファンから大きな拍手が送られた。登板後、テレビのゲスト解説に臨む前に、囲み取材に応じた福本氏は「まだ(首位と)6ゲーム差でしょ?まだまだいける、3位を目指して頑張って欲しい」と現在最下位に低迷しているチームにエール。福本氏といえば、背番号「7」が代名詞だったが、この日はルーキーイヤーからつけていた背番号「40」のユニフォームを着用。「40番への思い出というのは特にない。それよりこの頃は練習するのに必死だった」と当時を振り返った。テレビ中継では、当時のエピソードを語りながらチームに奮起をうながしていただけに、この結果は残念だったことだろう。

 2回には、一塁マレーロの送球エラー絡みで2失点。6回には、先発の榊原翼が2ナッシングからグラシアルにセンター前へ運ばれると、続くデスパイネには2ナッシングからバックスクリーンへ特大の2ランホームランを打たれてしまう。試合後、西村徳文監督は開口一番、「きょうはあと1本とかそういう問題じゃない。またエラーからでしょ」とバッサリ。打撃も不振が続くマレーロに関しては、「打てないなら守りの方をしっかりやらないと」と話し、「6回の外国人のところは2ストライクから。あそこはバッテリーが考えないと」と続けて、「あの4点は防げた」と選手に苦言を呈した。これでチームの借金は今季ワーストの「9」にまで増え、首位ソフトバンクとは7ゲーム差に。パ・リーグは1位から5位までが3.5ゲーム差の団子状態。オリックスは5位ロッテと3.5ゲーム差をつけられており、1チームだけ離されつつある。

 31日からは日本ハムを京セラドームに迎えて、交流戦前最後の3連戦。少しでも差を縮めておきたいところだ。

取材・文・写真 / どら増田

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