セレモニーではDDT全選手のほか、和田京平レフェリーや相島勇人選手など多くの関係者が参加。その人の数、実に56人。浅野レフェリーの人柄の賜物だろう。ちなみにこの日武道館で三沢さん追悼試合行われていたが、一部のノアの選手からもビデオメッセージが届けられた。
多くの人に囲まれ卒業を迎えた浅野レフェリーは涙、涙だったが「全員の試合をやらせてもらい、悔いのないレフェリー人生でした」と最後は晴れやかな笑顔で語った。
最後は10カウントではなく、惜別の3カウント。多くのファンの「1、2、3」コールの中、浅野レフェリーが3回マットを叩いた。
今後のことはまだ未定だが「リングは魔物で人を離さないんです。だから、ちょっとプロレスのことはシャットアウトしてみてもいいかな」とインディーの女王は少しリングとは距離を置いて自分を見つめ直すつもりだ。