高さ約3メートルの鉄檻と、無数の蛍光灯が用意されたリングでデスマッチに臨んだのは、最狭タッグリーグを制してBJWデスマッチヘビー級タッグ王座に就いた竹田誠志&木高イサミ組と葛西純&“黒天使”沼澤邪鬼組。序盤は王者組が2人で鉄檻内に設置した蛍光灯に頭から突っ込み、額から大流血するなど窮地に追い込まれた=写真。
それでも、地上2階に匹敵する高さの鉄檻の上から、雪崩式ブレンバスターで相手をブン投げる超危険技を繰り出して形勢逆転。最後は7・12横浜文化体育館大会で宮本裕向の持つBJWデスマッチヘビー級王座に挑戦する竹田が、沼澤からジャーマンで3カウントを奪って逆転勝ち。血戦を制した竹田は「この勢いで新世代の俺が宮本をぶっつぶす」と2冠獲りがかかる次なるビッグマッチに弾みをつけた。