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【オリックス】がっくりの西村監督が語る敗因「何か足りない」アルバースが6回1失点の好投も見殺し

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アルバース

オリックス 1-3 ソフトバンク(4回戦)
※オリックスの0勝3敗1分け
▽22日 東京ドーム 観衆 43,063人

 オリックスが3連敗を喫した。ソフトバンクにはまだ1勝も出来ない状況に、指揮官も思わず、「何か足りないところがあるのか…」と、チャンスに1本出ない打線と、明日がオフのため、同点の場面で勝ちパターンをつぎ込むも失点を喫した中継ぎ投手陣を嘆いた。

 先発のアルバースは今年一番と言ってもいい好投を見せ、6回を96球、3安打、1失点の内容で降板。「全体的には自分の投げたい球を投げることが出来ていたと思う。6回は1塁が空いていただけに、もっと冷静に投球しなければいけなかったし、なんとか0に抑えたかった」と無失点に抑えられない悔しさを口にしつつも、手応えを感じていたようだ。

 一方、ソフトバンク先発の東浜巨は、5回0/3を92球、4安打、4四死球と荒れ気味で、すんなりと三者凡退に打ち取ったのは5回のみ。4回までに何度も出塁し、東浜を捕まえられる場面があったものの捉えきれず、6回に無死1、2塁の場面で東浜からルーキーの泉圭輔に交代すると、メネセスが先制のタイムリーを放つも追加点を奪えず。好機を逸した。

 7回には吉田一将、8回には澤田圭佑がそれぞれ失点し、泉と同期のルーキーでセットアッパーの甲斐野央、クローザーの森唯斗を打ち崩すことが出来ないまま試合終了。昨年までの悪夢が過るような負け方に、ファンからはため息が漏れていた。

 「(アルバースは)よく頑張ったのに、1点取って、2、3塁(6回、無死の場面)でしょ。1点じゃピッチャーも厳しくなるでしょう。チャンスを作ったらモノにしないと。畳み掛けていかないと。(吉田一と澤田は)今日は同点でもつぎ込むつもりだった。何とか抑えてくれればと思ったんですけどね」

 西村徳文監督にとって頭が痛い借金生活だが、平成のうちに返済の目処をつけておかないと、交流戦前に上位との差が開いてしまう可能性があるだけに、24日の福岡から巻き返したいところだ。

取材・文 / どら増田
写真 / 垪和さえ

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