3年ぶりとなる今回は「72時間ホンネの旅」というテーマのもと、事前にアンケートした「中居くんがやりたいこと」を元に、ナイナイが旅をプロデュースしていくことに。北海道、大阪、福岡などを回り、盛りだくさんの内容だった。
となると、気になるのは視聴率。放送中のネット上の反応もそこそこで、それなりの盛り上がりをみせていたのだが、蓋を開けてみたら平均視聴率は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で全く振るわず。ゴールデンの時間帯に放送されていたにも関わらず、散々な結果となってしまった。
「番組では、ジャニーズ事務所を退所した稲垣らが復帰を果たした『72時間ホンネテレビ』に、やんわりと触れたり、『世界に一つだけの花』を振り付きで歌唱したりと視聴者が求めているものを提供していたと思います。しかし、それでも結果が付いて来ないのであれば、もう、フジテレビには為す術はないと言えるでしょう。社として根本的な改革が必要です」(テレビ関係者)
しかし一方で、他局はそれなりの成果を挙げている。「めちゃイケ」が惨敗に終わったこの日、テレビ東京は「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦6〜今年も出た出た!正月3時間スペシャル〜」を放送したのだが、平均視聴率は13.5%を記録した。「めちゃイケ」はあっさりとWスコアに近い数字をつけられ、敗北してしまったのだ。
「テレ東のゴールデンタイムの制作費は、フジの10分の1ほどと言われています。しかも、今回の『めちゃイケ』スペシャルに限っては、何千万単位の莫大な制作費が使われていました。にも関わらず、この結果は残念そのもの。“お金に頼ればいいものが生まれる”という考えを見直す必要がありそうです」(前出・関係者)
めちゃイケの後番組の情報はまだないが、今の状態を持ち直すのは難しそうだ。