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インフル禍・空きすぎたブランク 巨人に“2重”のハンデ

 圧倒的な力の差を見せつけリーグ3連覇を果たした巨人だが、初戦を落とした。インフル禍に揺れるチームを襲ったまさかの結末。

 さらに、中日とあらぬ“遺恨”までぼっ発してしまった。
 この日、第1ステージの勝者中日を迎え撃った巨人。対中日に今季4勝負けなしと相性のいいゴンザレスを先発させ、初戦を確実にとりにいった。
 ところが、初回に5点を奪われると結局6失点という大誤算。原監督も「初回の5点は重かったですね。本来の制球からすれば、甘かったでしょうね」と振り返る。
 さらに2番手で登板したマイケル中村いたっては、わずか3球で危険球退場となってしまう体たらく。死球を与えた主砲ブランコの怒りを買ってしまってしまった。

 投手陣がどこかピリッとしなかったが、無理もない。前日には、先発ローテーションとして期待していた久保裕也が新型インフルエンザに感染していたことが判明し、再編を余儀なくされた。
 そのことが投手陣にも少なからず影響したのだろう。 「明日は気持ちを切り替えて、地に足をつけた状態で戦いたい」(原監督)と前を向いたが、もしかしたら2年前と同じく中日に悪夢の4連敗ということも考えられる。立て直しが急務となっている。

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