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福田改造内閣は男まさりの女性閣僚だらけ

 福田康夫首相(72)がいよいよ内閣改造に踏み切ることになりそうだ。改造するのか、しないのかすらはっきりしない態度に、永田町のイライラ度は限界点を突破。ここまでくると、もはや改造せずに求心力を保つのは不可能という。新閣僚候補には、いずれも自民党の小池百合子元防衛相(56=町村派)、野田聖子元郵政相(47=無派閥)、橋本聖子参院議員(43=町村派)、小渕優子衆院議員(34=津島派)ら男まさりの著名どころがずらりと居並び、空前の女性中心内閣が誕生するかも!?

 「実績のある小池元防衛相や野田元郵政相は入閣率80%以上。初入閣組では、五輪メダリストの橋本議員が50%、小渕議員が30%の確率で入閣するとみている。洞爺湖サミットを成功させたと自負する首相には妙な自信がみなぎっている。話題づくりではなく、純粋に、国民生活に密接する諸問題に女性の目線で取り組んでもらいたい一念から女性閣僚を4人以上登用してもおかしくない。党内調整にさほど時間はかけられず、それが結果的にサプライズ人事を招く可能性が高い」(政治記者)
 この期に及んで国民は福田首相にサプライズなど期待していない。しかし、名前の挙がった現職女性議員がそろって入閣すれば、改造内閣はずいぶんと華やかな顔ぶれになる。「クソのつくまじめ人間でパフォーマンスが大嫌い」(前出の記者)という福田首相が、安倍前内閣から再任した大田弘子・経済財政政策担当相(54=大学院教授)と上川陽子少子化担当相(55=古賀派)を留任させ、女性閣僚が大幅に増える可能性もあるという。
 昨年9月、安倍前首相の国会会期中の突発辞任を受け発足した現内閣は、17閣僚のうち実に15人が再任、横滑りという“居抜き内閣”だ。応急処置とはいえあまりに新鮮味がなかったため、野党各党から「おさがり内閣」などとコキおろされたのはご存じの通り。自民党関係者が言う。
 「どう組閣しても悪く言われるもの。ならば思い切って一新したほうがいい。テレビドラマのキムタク総理と比べて、あーだこーだ言われてもおもしろくないでしょ。現実の政党政治に則したやり方で、粛々と手続きを進めることだ。内閣支持率を上げるために改造するわけじゃないんだから」
 温度差はあるにせよ、党内の改造熱は相当高まっている。与党内では、夏休み明けの福田首相が、先週末までには改造を断行するかしないか意志表示するとの見方が強かったが、結局はうやむやのまま。入閣期待組は踊らされるハメになった。関係者からは「都内のホテルで缶詰めになって6日間の夏休みをとったのはいったい何だったのか」といぶかしがる声も上がった。
 こうした不穏な空気に永田町関係者は「改造回避は自殺行為」と断言して次のように話す。
 「内閣改造をめぐる女性閣僚候補の話題は“お約束”のようなもので眉ツバ話も多い。しかし、今回ばかりは、民間からの入閣候補や与党内に目ぼしい新星がいないことから実現性は高いと思います。郵政造反組の野田さんはみそぎも済んだことですし、もとは女性宰相候補だったわけですから入閣は固いでしょう。気になるのは野田さんの“妹分”といわれる小渕優子さん。通称ゆうこりんの処遇です。安倍前内閣でも名前が挙がりましたが、面倒見のいい野田さんを差し置いて入閣できるはずもなかった。福田首相はかつて『息子の嫁に…』と指名したほどのお気に入りだそうですから、“姉妹”そろっての入閣もありそうです」
 女性スキャンダルとは無縁で地味なタイプを好むとされる福田首相が、華のある女性閣僚に囲まれニヤける姿は想像しにくい。人を食ったような「フフン」笑いが、もう少し素直な笑顔になるのか?いずれにせよ、素早い決断が待たれるところだ。

○女性閣僚候補にズームアップ
 男まさりの野田元郵政相は女性閣僚候補ではキーマン的存在だ。小泉チルドレンの佐藤ゆかり議員から岐阜選挙区の奪還に成功。党広報局長として豪腕を発揮しており、「福田首相の覚えもめでたい」(永田町関係者)と高い評価を得ている。そもそも祖父・卯一氏と福田首相の父・赳夫氏のつきあいが深かったことから、両家は良好な関係にあるとの情報もある。
 福田首相念願の消費者庁創設に向け、消費者問題調査会会長を務めるほか、これも会長職の「日本酒を愛する女性議員の会」では小渕議員が幹事として支えている。100号を数えた隔週刊の公式メールマガジンでは愛犬日記「キャサリン&ひめこグラフィティ」を公開中。犬を飼い始めたのは、橋本議員に勧められたのがきっかけといわれ、小渕氏だけでなく橋本氏の姉貴分でもある。
 当選3回の小渕氏は、福田首相と同郷の群馬選出。父親の故・小渕恵三首相のあとを継いで政界政界転身した境遇も似通っている。TBS出身らしく周囲に華やかなムードをまとうが、成城大学時代には体育会系女子ゴルフ部に所属するマッチョウーマンだった。昨年、福田政権が誕生したその日に長男を出産。産休、子育てを乗り越え、重責を担う環境は整った。
 橋本氏も当選3回。スピードスケートの五輪銅メダリストで、夏季は自転車競技という二足のわらじを履いたパイオニア。昨年9月の自民党総裁選では、福田首相の推薦人代表を務めた。
 素顔の活発な3人に比べると、同じ男まさりであっても小池元防衛相はやや異色。キャスターから転身したエリート肌で、亀田ボクシングジムの練習生。防衛大臣を辞任するときに「アイ・シャル・リターン(私は必ず戻ってくる)」の捨てゼリフを残している。

○福田首相の怪煙幕
 福田首相は先週末の25日、与党党首会談を今週以降に先送り。同日昼に出席予定だった日本経団連の会合を「東京を離れることができない」との理由で欠席したため、自民党内は首相が改造に向けて動き出したとみて色めき立ったが、完全に肩透かしを食らわされた。
 それでも福田首相は記者団に「衆院解散や改造の話ではなく、一般的に与党の代表とはいつ会ってもおかしくない。私の口からは『改造』と言ったことは一度もない」などと言い放つ始末。その胸中はさっぱり読めない状況だ。

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