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ケイリン徒然草 100円単位の車券を50円まで下げて売ったらどうか

 景気が悪くなるとギャンブルの売上げが上がるというが、昔からのファンに頼っている競輪ではどうだろう。
 3連単ファンの百円買いに頼って「ちりもつもれば…」で生き残ってきた競輪にはこの10月15日から400万人の年金生活者への健康保険料の引き落としは大きな影響を与えるのではないか。
 まったく「お上」という奴はなんの連絡もなく自分の都合で、税金を上げたりしているが、生活物価が2割に近い上昇をしている現在ではその上昇分は車券購入のマイナスにつながるに違いない。
 そこで提案なのだが現在の100円車券を50円車券に下げてみたらどうだろうか。中央競馬でも馬券を買わずにレースをみているリタイア組がたくさんいるという。

 レースをみるのはスポーツをみる感覚からいえば、面白い。だがそれでは売上げは上がらない。競輪とオートレースを同じ団体が運営したところで経費削減がどの程度なものだろうか。
 いま施行者は必死になってGIII以上のレースの売上げを上げるためにいろいろなイベントを行い引退した滝沢正光はひっぱりだこの現状だ。
 京王閣ではワールドグランプリという不思議な企画が復活して外人選手3人と日本人6人の闘いになった。結果は日本人が勝ってファンは喜んだろうが、そんなレースよりも隣の韓国で競輪が行われているのだから、韓国のオールスター選手を呼んで闘わせたほうが面白いだろう。
 8年前にクリップがはずれで失格して十文字貴信(茨城)の銅メダルをプレゼント? してくれたシェーン・ケリーが先行で永井との争いなんていうのは本当の意味の競輪のグローバル化にはならない。
 競輪をグローバル化するならもっと韓国競輪との交流や、あるいはマレーシアあたりに競輪を作ってほしいものだ。マレーシアや台湾、それに中国には競輪選手として一流になれる素材がたくさんいるはずで、そんな素材を発掘することが競輪先進国? 日本の役目だろう。
 まだまだ、日本には白人コンプレックスがあるし、逆にアジアを蔑視する傾向がある。株や証券をおもちゃにして世界的な経済不況にした連中だということを気づいていない。
 それはともかく野球、相撲の世界はとっくにグローバル化が進んでいる。韓国競輪の状況なんか人の噂になるだけでファンには伝わってこない。競輪学校の入学は国籍条項がなくなったが、授業を日本語で受けて、あの難しい自転車競技法をおぼえさせようとしても無理な話だ。せめて力のある外国人には英語での授業や韓国語、中国語のクラスを作るべきだろう。

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