そのなかでも今回大きな注目を集めたのが、室屋義秀選手のチームのスポンサーであるタイヤブランドのファルケンだ。元々マスタークラス唯一の日本人選手ということで来場者が多かったが、室屋選手の優勝が決定した、レース終了直後からの会場ブースには多数の人がつめかけ、ブースの等身大パネルや、室屋選手の搭乗機レプリカの撮影エリアでは、撮影待ちの列も出来る状況となった。
同ブースの担当者は、室屋選手の優勝直後のブースの印象を「驚きました、活気がもの凄いです」とコメント。また、ファルケンは去年の千葉大会開催をきっかけに室屋選手のスポンサーとなっているが、初優勝については「前回(2015年)はオーバーGで惜しかったので、嬉しいです。協力してきた甲斐がありました」と喜びを語った。
なお、ファルケンでは、室屋選手の優勝のPRを公式ホームページやフェイスブックで行うとのこと。
他にも千葉大会の主催者として、実行委員会を務めるフィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーなどもブースを展開。レッドブル缶が変形してエアレース用の飛行機に変形する精密なフィギュアをイベント販売していた。
同商品は会場で試遊も行っていた。差し替えパーツなしで変形する機構になっているということで、子供のみならず、大人も興味深そうに遊んでいた、
グッドスマイルカンパニーは、レース関連のイベントにスポンサーとして参加することが多いが、その理由をブースの担当者は、「社員、特に社長がレース大好きなので積極的に参加しています」と答えてくれた。ちなみに、同社の代表取締役社長の安藝貴範氏は、同レースのエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。(斎藤雅道)