被害者の女性は、2002年に同施設に入所した当時から、意思の疎通ができない状態だったにも関わらず、昨年12月に出産していた。
警察は、被害者は「性行為に同意できる状態になかった」とし、捜査を行っており、彼女はフェニックスの民間介護施設「ハシエンダ・ヘルスケア」に入所していたが、介護職員らは妊娠には気づかなかったと語っていた。被害者は植物状態にあるとされていため、家族はこの説明に異議を唱えていた。
警察当局によれば、同容疑者はハシエンダ・ヘルスケアに約8年前から勤務していた准看護師で、性的暴行があった時期に被害者の看護を担当していたという。
警察はサザーランド容疑者と生まれた男の子のDNAを比較した結果を受け、同容疑者を逮捕したとしている。
この逮捕騒動が報じられた日本でも、ひど過ぎるとネットで話題になっている。
「うーん、鬼畜」「無抵抗な女性があまりにも。最低の最低」「捕まってよかった。日本も障害者施設なんかで女性が…とかあるから、気をつけてもらいたい」「寝たきりの患者が妊娠しているなんて思わないから発見が遅れて中絶もできなかったのかも…子供に罪はないとは言え犯罪で妊娠させられるのはツラ過ぎる」「その子誰が育てるの?誰が育てるにしても不幸になりそう」「性犯罪ってだけでも胸糞なのに、植物状態の女性相手なんて鬼畜もいいところ。最低でも終身刑にしてほしい」
と様々な意見が飛び交っている。
昏睡女性をレイプするという決して許されない犯罪だが、フェニックス警察が記者会見で明らかにしたところ、逮捕された容疑者には性的暴行1件と成人弱者に対する虐待1件の容疑が掛けられており、余罪の追及に注目が集まっている。