職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市内に住む飲食店経営の男性と従業員の男性、京都市内の私立大学に通う男子大学生2人。4人は去年、当時20歳と19歳だった女性を大阪市内の性風俗店に違法に紹介し働かせた疑いが持たれ、逮捕容疑は2018年1月23日ごろに21歳の女性を、同年3月20日ごろに19歳の女性を、大阪市のデリヘルに紹介したとされている。
京都府警生活保安課によれば、大学生を含む延べ262人の女性を近畿圏の39軒の性風俗店に紹介。約7300万円を受け取っていたという。
その犯行手口は、客引き役の大学生が京都市内で女性に声をかけ、京都市内のバーに誘い、何度も通わせて高級シャンパンを注文させ、後日、多額の請求をし、代金を払えなければ女性らを性風俗店に紹介するというもの。
京都府警によれば、客引き役として現役の大学生約20人が犯行に関与していたとみられ、経営者は黙秘し、従業員は「経営者が風俗店に紹介したとは知らなかった」と否認、大学生2人は容疑を認めているという。
ネット上でもこの犯罪について厳しい意見が集中しており、
「犯人側は組織的な人身売買集団なんだから 片っ端から実刑にしてほしい」「最近の大学生ってのは、こんなことまでするのか…若い女騙して風俗に沈めるって、昔は暴力団の専売特許だったんだけどね」「性風俗に沈めるとか間接的レイプみたいなもの」
と批判が殺到している。余罪に対してのコメントも見られる。
「被害届だけで262人だぞ? 実際は泣き寝入りを含めればもっとたくさんいるはず。 これまでたくさんの通報、相談があったはずだ。 警察は何やってたんだ!?」「1年の間に262人で捕まったのが、最近までなら被害者は4桁行くんじゃないか?」
実際に被害者が声を上げなければ、泣き寝入りのまま終わってしまうことを指摘する声も。今後の余罪の追及に注目が集まるところだ。