「コンプライアンスなどの関係で地上波では放送できない企画をあえて放送する」というテーマの本番組。17年6月から配信されており、現在シーズン2までが放送されている。
そんな中、いま問題として指摘されているのは、18年8月に配信された『家庭内下着泥棒グランプリ』という回。「美人嫁」を持つ芸人が家族に黙って妻の下着を盗み、その過程と下着のクオリティを今田耕司、東野幸治ほかゲスト審査員が判断するという企画になっている。
この企画について、ネットからは「これは性犯罪の肯定だよ。娯楽にしないで」「家庭内だからって何をしてもいいわけじゃない」「有料番組とはいえ犯罪行為は見過ごせない」といった声が噴出。また、同年11月に配信された『家庭内CHIKANグランプリ』についても、同様に批判の声や「女性蔑視」「犯罪行為」という指摘が見受けられた。
しかし、本番組のトップページの注意書きには「当番組は、番組の性質上、ご覧になられる方によっては一部不適切と感じられる場合がございます。予めご了承の上、お楽しみ下さい」と記してあることや、有料番組のため、「見ない」という選択肢もあることから、「配信なんだからテレビ以上に見ない選択肢があるのに」「とうとう『カリギュラ』が見つかった。ネット番組まで批判するのやめてほしい」「最近の番組叩きはやりすぎ。『カリギュラ』なんて今まで気づきもしなかったくせに」といった反論も多く寄せられている。
「地上波では放送できない企画を放送するというコンセプトなだけに、今回の炎上騒ぎに対して、『地上波ならともかく…』といった呆れ声も多く集まっています。また、クレームが続くと、ネット配信のバラエティ番組も『健全』だけに重きを置いた番組になってしまうという懸念の声も。バラエティファンにとっては、ネット番組が最後の砦なだけに、何としても『カリギュラ』を守りたいところでしょう」(芸能ライター)
実際にAmazon側にクレームを入れたというネットユーザーも見受けられるが、果たして騒動はどのような結末を迎えるのだろうか――。
記事内の引用について
『今田×東野のカリギュラ』公式サイトより
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B072PXHZHW