各メディアによると、一連の騒動について質問された花角知事はNGT48を「大切な新潟の観光の魅力の1つ」と位置付け、「早く悪いイメージを払拭して活躍してほしい」とエール。グループの今後について、「早く事実関係が明らかになって、正常な状態に戻ってほしい」と望んだ。
NGT48は今秋、県内で開催される国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭のスペシャルサポーターに起用されているが、降板の可能性について知事は「ただちにどうこうとは考えていない」と話すにとどまったという。
「15日には、CMに起用している企業が放送を差し控えると発表。NGTは新潟県のシンボル的な存在のアイドルグループ。おまけに、グループの動向が少なからず新潟の経済にも影響を与える。ついに知事も事件を見逃すことができなくなってしまったようだ」(芸能記者)
NGTの運営サイドは、事件に関しては今後、弁護士ら識者からなる第三者委員会が調査し、真相を究明すると発表。しかし、そんなにノンビリ調査をしている場合ではないようだ。
「行政絡みの仕事ということは、ギャラは公金でまかなわれている。それにもかかわらず、もしかしすると事件に関係しているメンバーがいるようなグループとの“取引”を続けるのは難しい。調査結果がなかなか出なければ早い段階で『スペシャルサポーター』をクビにしてしまうこともありそうだ」(同)
いずれにせよ、まだまだメンバーやファンが不安を募らせる日々は続きそうだ。