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NGT48メンバーの暴行騒動、事件の責任者がうやむやなままに終わりそう?

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山口真帆

 昨年12月、アイドルグループ・NGT48のメンバー・山口真帆の自宅にファンが押し掛け暴行の被害を受けた問題で14日、グループの運営会社「AKS」が活動拠点であるNGT48劇場の劇場支配人の異動を発表した。

 退任するのはNGT劇場の今村悦朗支配人で、2015年のグループ結成時から現場の責任者として運営を担当。AKSが14日未明、NGTの公式サイトを更新し、新たな支配人に名古屋を拠点に活動する「SKE48」などでマネジメント業務を行っていた早川麻依子氏の就任ならびに、新たに副支配人を置く人事を発表。

 さらに、問題の真相究明や再発防止のため、有識者らによる第三者委員会を設け調査を行うことを発表した。

 また、各スポーツ紙によると、AKSの役員、新支配人、副支配人が同日都内で謝罪会見したというのだが…。

「どう見ても今村氏は事実上の更迭。にもかかわらず、問題と人事の関連を否定。早川氏が女性であることから、メンバーに寄り添えるというのが就任の理由であることを強調したそうです」(ワイドショー関係者)

 もともと、事件は山口がSNSで被害を訴え発覚。その後、山口は被害者であるにもかかわらず、10日の劇場公演で謝罪。そのため、運営には非難が殺到中。

 おまけに、ほかのメンバーがSNSで事件への関与を否定したり、一部でメンバーと同じマンションにファンが居住していたことが報じられるなど、情報が錯綜している。

「誰か責任者を決めてこれまでの経緯を説明させれば済む話。ところが、会見で役員は、事件に関わることは『捜査に関わることなので』と言及を避けたそうです。正直、何のための会見か分からず。結局、責任者の所在をうやむやにして、後は第三者委員会に託すという戦略でしょう」(芸能記者)

 果たして、このままでNGTのメンバーとファンたちは納得するのだろうか。

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