同社は公式サイトで、「当社CM放映について」と題し、「NGT48の件につきましては現在のところ報道以上の事実確認ができておりませんが、ご意見を真摯に受け留め、CMでの放映を差し控えさせていただきます」とし、その理由については顧客からの意見があったことを明らかにした。
また同日、新潟商工会議所は、公式サイトにアップしていたNGTを起用した「新潟開港150周年記念スペシャルムービー」の動画を非公開にした。
「現時点ではメンバーの事件への関与も疑われている段階。そんな中、関与したメンバーが出演しているCMなどを流したら、起用した方にとっては大ダメージになるので賢明な判断だろう。おそらく、ほかのNGTを起用している企業も同様の対応をしそうな気配」(週刊誌記者)
NGT48は同日、公式サイトで、新潟市のNGT48劇場で開催が予定されていた劇場公演のうち、正規メンバーの出演が予定されていた22日と23日の2公演を中止し、25〜31日の公演(28日は休館日)をすべて研究生公演にすると発表。
一部スポーツ紙によると、山口への暴行事件の影響もあり、心身ともにコンディションがすぐれないメンバーが多く、穴埋めできる技量を持つ研究生メンバーも少ないことから、正規メンバーの公演を中止したというのだ。
「この状況を受け、NGTの運営サイドは、発足を発表した識者から成る第三者委員会の調査を急がせることになりそうだが、おそらく、自分たちに都合のいい結果になることは予想できる。まだまだ騒動は収束しないだろう」(芸能記者)
今月10日で劇場オープン3周年を迎えたNGTだが、間違いなく結成以来最大のピンチを迎えたようだ。