戦争を題材とした劇画漫画家としては第一人者とも言われている小林氏。『黒騎士物語』『Cat Shit One』などの代表作で知られ、現在は自身でアートスクールも開講している。
そんな小林氏だが、27日にツイッターを更新し、「要拡散希望」とタグ付けしたうえで、「ビックニュースその1」「なんと講談社と集英社が合併だとか」とツイート。「十数年前に講談社がソフトバンクへ身売りの話がありましたが、バンクはボーダーフォンを買ったばかりなので断ったとか。出版部門があるし要らないよね」とつづり、「今回の話はビックリですな」とコメントしていた。
その後も小林氏は「チョービックニュースその2」として、「出版取り次ぎ大手のニッパンとトーハンの合併です。ボーダーレスの業界生き残り作戦です。90年代初頭に対応をしなかった付け回しでしょ」とツイート。さらに、「チョベリバニュースその3-1」および「同3-2」では、「年内にスクープで記事が出る」とした上で、「取り次ぎの合併は流通関係から、倉庫に運輸などが譲渡の形で進み、配本や事務関係は数年かけて行う」「取り次ぎは暇な時期を基準に人員削減し、配本が集中する時期でも定時退社。その日の残りの配本分は翌日に持ち越さずに全部『破棄処分』で、この繰り返しです。配本せずに『取り次ぎ返本』は以前からありましたが、取り次ぎの『破棄処分』はメチャクチャです」と告発していた。
このツイートに、ネットからは「これが本当ならすごすぎる!」「ちゃんと報道されないのが不思議なレベル」といった驚きの声が集まっていたものの、一方では「グループそのものが違うのにどっからそんな話が出てくるのやら…」「集英社は小学館の子会社。そうなると小学館の下に講談社がつくことになりますよ。まずありえない」「信ぴょう性があるとは思えない」といった疑問の声が多数。物議を醸している。
ネットから多々寄せられているこの驚きの声に、小林氏は「まだ誰も知らんからね。付き合いは上下のない信頼関係が大事です。年明けあたりには出るんじゃーないかな」とコメントしており、講談社や集英社からはいまだ声明は出されていない。
このビックニュースは果たして本当なのだろうか。続報にも注目が集まる。
記事内の引用について
小林源文公式ツイッターより https://twitter.com/sakamachi21KN