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医師の男、イヤフォン着用で自転車に乗り女性を跳ね逃亡か モラルのなさに怒りの声殺到

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画像はイメージです

 27日、イヤフォンをしたまま自転車に乗り、人身事故を誘発したにもかかわらずその場から逃げたとして、都内の病院に勤める医師の男(30)を書類送検したことが判明。自転車に乗る者の安全意識の低さとモラルのなさに怒りの声が噴出している。

 事故を起こした男は、5月11日午前8時20分頃、耳にイヤフォンをした状態で自転車に乗り、信号のない大田区南蒲田の交差点に進入。走ってきた車と接触すると、車は回避しようと急ハンドルを切り、付近にいた女性を跳ねた。

 女性は頭の骨を折るなど重傷で、現在も入院中。事故を起こした医師の男は、医療従事者でありながら救護活動などをせずその場から逃走した。警察によると、事故後医師は自転車を乗り捨てタクシーで帰宅したのだという。

 そして自宅に戻ると、事故時に着ていた服を着替え、再び出勤。この行動が事実だとすると、医師は事故を起こし負傷者を出した事実を認識しながら無視し、現場から逃げたことになる。捜査を進めていた警察は27日になり、この医師を重過失致傷罪などで書類送検した。

 なお、医師の男は「事故が起こったことは気が付かなかった」などと、容疑を否認しているという。ただし事故後の対応を見る限り、「知っていて逃げた」と言われても致し方ない状況だ。

イヤフォンをしながら自転車に乗る人間が昨今急増しており、いずれもその無法運転が問題視される。今回のように事故の引き金を引いておきながら、何食わぬ顔で去るケースも少なくない。

 それだけにネットユーザーからも「医師のくせに耳にイヤフォンをして自転車を乗るなんてバカだと思う」「学生みたいな行動」「頭が悪い」と非難轟々。そして、重傷を負い現在も女性が入院していることについて、「医師が一生面倒を見るべき」「なんの罪もないのにかわいそう」「誰でも女性のようになる可能性がある。怖い」など、憤りの声が。

 また、医療従事者でありながら負傷者を放置して現場を逃げにことについても「医療従事者としてありえない」「医師免許を剥奪するべき」と厳しい声が上がっている。

 またも発生した安全意識の低い人間が引き起こした自転車事故。音楽を聞く、スマホを操作する、交通法規を全く守らないなど、現在も無法運転を繰り返す者は多い。

 自転車は免許を必要とせず、交通法規を知らない人間も運転ができる。また、違反をしたとしても、車やバイクのような厳しい罰則規定がないことなどが、「無法運転者」が減らない原因だといわれている。

 重大事故の原因となっている自転車。このままの無法状態が良いはずがない。なんらかの対策が求められる。

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