「ドラマ出演料が1本500万円オーバーの場合にのみ、殿堂入りが許されるんです。最近は米倉以外で1本500万円〜を手にする女優はいなかった。久々に夢のある話です。民放連とNHKで出し合った純金のオスカー像が手渡されるんです。金額にして1000万円はくだらないでしょう」(芸能関係者)
今回、綾瀬が殿堂入りを決める大出世作となったのが“ぎぼむす”こと『義母と娘のブルース』(TBS系)。先頃、最終回(第10話)を迎え、全作平均視聴率が今期民放連ドラ1位となる14・2%を記録した。さらに、衝撃的だったのが最終回。
「真裏に、日本テレビが9月16日に引退した安室奈美恵の密着特番『これで見納め! 安室奈美恵引退スペシャル!〜最後の1年と最後の1日に独占密着〜』を放送したんです。下馬評では、視聴率20%超えと言われていたが、実際は平均視聴率15・0%。肝心の『ぎぼむす』は、これまでの最高だった前週第9話17・3%を上回る19・2%。日テレの完敗だった」(テレビ関係者)
すでに映画化&シーズン2の制作を決定したTBS。その際に綾瀬サイドにぶら下げたニンジンが、ギャラの大幅アップだった。
「続編を受けてくれるのなら1本500万円〜ということです。ちなみに、シーズン1は1本200万円〜で受けていたので、いきなり2倍以上になったわけです。TBSの本気度が伝わってきますね」(放送作家)
TBSとしては、この『ぎぼむす』を『半沢直樹』や『逃げるは恥だが役に立つ』に匹敵するキラーコンテンツに仕立てようというわけなのだ。
「幸いに綾瀬には今、浮いた話がない。スケジュールも奇跡的に空いていた。一気に勝負に出たわけです」(制作事情通)
果たして綾瀬は、連続して高視聴率を叩き出せるのか、要注目だ。