まあ、それは置いといて、同番組でハッとするシーンがあったのでお伝えしたい。同番組では視聴者からゲストへの質問メールを募集しているのだが、こんな質問が届いた。
「ミキティは美貴様と呼ばれていることもありますが、実際は女王様キャラなんですか?」
いきなりシュートなメールである。ミキティのことをよく知らない視聴者からすると、何のことやらさっぱりわからないだろう。だが、ちゃんとこのメールには理由がある。
そもそもミキティはモーニング娘。の面々からは恐ろしいほどの女王様として知られており、歴代のリーダーたちも手を焼いてきたという歴史がある。モー娘。の番組でも、そのイメージを逆手に取ったキャラクターを与えられてきた。ところが、対外的には、つまり歌番組やトーク番組(最近は出る機会さえ激減したが)に出る際は、そんなキャラは封印してきたし、そんな質問が出ることもなかった(と記憶している)。
ところが、どうだ。視聴率好調の『ラジかるッ』でいきなりのカミングアウトときた。事務所もOKしたわけで、これはちょっとした“事件”だ。
しかし、だ。司会の中山秀征(40)が「プライベートではどうなんですか?」と問いかけると、元祖ミキティは「私、女王様キャラではないと思います、自分では。でもファンの方は美貴様、美貴様って言ってくれる方たちがいますけど」としれっと答えたのだ!
さらに、その後行われた「S度チェック」では、実に中途半端な「王女様」と診断され「女王様」にはなれなかった。ちゃんと仕込んどいて「女王様」に輝けるようにしとけよ、もう!
藤本がモー娘。の年下メンバーを“恫喝”する音声が流出してもいるし、フットサルでは体格で勝る選手も吹っ飛ばす気の強さも持っている。それがミキティの魅力であると確信している。だったら、そのイメージを無理なく商品化してあげればいい。大人しく牙をしまうミキティなんて、芸能界的には使いようがないのだ、言うちゃ悪いが。
そうすれば、熱愛が発覚しようが何のイメージダウンにもならないわけだが…。こればっかりは事務所の方針が変わらない限りは如何ともしがたいだろう。ただし、女王様キャラの“解禁”は大きな前進である!