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全日本プロレス 低迷するプロレス界のカンフル剤に武藤敬司が海外戦略、プロレス博覧会の2大戦略をブチ上げた

 全日本プロレスの武藤敬司社長が20日、武藤塾アジア進出に向け、中国と交渉していることが判明。さらに武藤が「ファンの間口を広げる布石ですね」とほのめかしたことから“全日プロ世界進出”なるシナリオが浮かび上がってきた。一方で、国内に目を向ければ、何やらトンデモ計画を画策している。その驚がくプランとは。
 武藤全日本がマット界に新たな一石を投じた。
 この日、東京ビッグサイトで行われたイベントに出席した武藤。主宰する「武藤塾」の番外編として脱メタボリックシンドロームをテーマに食事、睡眠、トレーニングの重要性などを説いた。
 全日プロ社長という肩書きも持つ武藤は「プロレス界もアピールしていかないと。プロレスにもいろんなアプローチの仕方がある」とPR活動に奔走した。

 さらに自らが主催する武藤塾の今後の可能性について「中国でのオファーがあるってのを聞いている」と明言。武藤塾に全日プロのトレーナーとして参加している桑原弘樹氏によれば「プロレスもそうですけど、フィットネス、健康って万国共通」と中国も健康ブームなのか、オファーが舞い込んでいるという。
 「ゆくゆくは武藤塾をアメリカでもやりたい。今進めている最中」と語る武藤は視線の先に海外進出興行を見据えている。「(プロレス)ファンの間口を広げるって意味での布石ですね。中国はマーケットが大きい。夢は大きく世界進出」と思いを馳せる。中国進出を足掛かりに世界に目を向けたプロレス文化の”布教”を行っていく考えだ。
 海外進出をチラつかせ始めた武藤だが、胸に秘める野望はそれだけに留まらない。国内でも新たな試みを仕掛けていく構想を練っている。「ドームとか大きな会場に団体全部入れて、各団体でそれぞれ興行をやればいいんだよ。オレは一番になる自信はあるけどな」。一つの会場で複数の団体がそれぞれに興行を開催する。いわば、プロレス博覧会的なアイディアもほのめかした。
 全日プロ社長として2大戦略をチラつかせ始めた武藤。実現すれば、低迷がささやかれるプロレス界のカンフル剤となることは間違いない。天才の次なる一手に注目だ。

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