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噂の深層 F1界の不仲説の真相

 鈴鹿市の鈴鹿サーキットで明日から開幕し、13日に決勝が行われるF1日本グランプリ。

 注目は何といっても史上3人目の4連覇が掛かるレッドブルのセバスチャン・ベッテルだ。現在、ドライバーズポイントで首位独走中のベッテル。日本グランプリでベッテルが優勝し、ランキング2位のフェルナンド・アロンソが9位以下でフィニッシュした場合、4レースを残してセバスチャン・ベッテルのチャンピオンが決定する。

 王者まで後一歩のベッテルだが順風満帆というわけでもない。今季、チームメイトのマーク・ウェバーとの不仲説が何度も話題となってきた。

 3月の第二戦マレーシアグランプリで、ベッテルはチームのルールを無視してウェバーを抜いて優勝。ウェバーは表彰台で一度もベッテルと目を合わせず、シャンパンを掛けあうこともなかった。その後、ベッテルが「もし時計の針を戻すことができるなら、もう一度レースをやり直したい」と公式に謝罪し、一度は和解したかに見えたこの騒動。しかし、その真相は…。

 「レーサーたちは日本グランプリの際、まずは東京のホテルに数日間滞在し、プライベートを楽しんだ後、鈴鹿に向かいます。フェラーリチームはあのホテルと、チームごとに滞在するホテルも決まっているのですが、ベッテルとウェバーだけは別々のホテルに宿泊しました。もう何年も前からこうなんだそうです」(F1関係者)

 F1界の不仲説は本当だったようだ。(明大昭平)

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