釈を巡っては先月、一部週刊誌で、1年半にわたって所属事務所からの給与1000万円以上が未払いだったことが報じられていた。
事務所側は公式サイトで、報道を否定しつつ、釈に対して未払いの給与を支払う計画を立てていることを説明。また、釈は今年4月に個人事務所を設立。同社と業務提携契約を結んでいたが、未払い問題に端を発したものではないことも説明していた。
釈は業務提携解消を報告し、「新たなスタートを切るには遅い、人生の旬も見頃も薄れゆく41歳の転機ではございますが、かねてより一番情熱を燃やしております俳優として、また表現する場をいただけますよう、初心に返り、より一層の努力と研鑽を重ね精進して参りたいと思います」と決意を表明。
思わぬ形で発覚したお家騒動がたちまち収束したが、最悪の結末だったようだ。
「現在の事務所社長は、会社の負債が4000万円以上あり、12月に融資を受けた分で釈の未払い分を支払う計画を明かした。しかし、釈のほかに稼げるようなタレントはおらず、釈と業務提携を解消したことで、このままだと、たちまち運転資金がショートするだろう。そうなると、釈にきちんと金が支払われるかも微妙。どちらにとってもプラスにならない結末だった」(芸能プロ関係者)
一部の報道によると、釈と事務所の取り分は8対2。ここまで厚遇してくれる事務所はどこにもなさそうで、釈は個人事務所でコツコツ稼ぐしかなさそうだ。