5月にアウェーのメキシコで24年ぶりとなる日本人の海外防衛に成功した西岡。この日の会見では、WBAスーパーフェザー級王者の“ゴールデンボーイ”ホルヘ・リナレス(VSファン・カルロス・サルガド)とともにW世界戦に臨む。
前回のV2戦で評価を上げたこともあり、今回は自信満々。「勝つことは確信しています。(前回の)ジョニー・ゴンザレス以上のインパクトを見せて勝ちたい」とサラリと言ってのけた。
余裕のKO宣言が飛び出したが相手も元WB0スーパーフライ級王者、ひと筋縄ではいかない。帝拳ジムの浜田剛史代表は「スピード勝負、駆け引き勝負、…どういう場面になっても対応できるような戦いをしないといけない。ちょっとでもスピードが落ちたらやられますね。一瞬のスキをついてきますから」と警告する。
プロボクサーの鉄拳パンチは、コンマ何秒での攻防が勝負の運命を左右する。それだけにさらなるスピードの持続が要求されるという。メキシカンとのスピード対決の様相を呈してきた西岡。高速カウンターで3連続KO勝利を狙う。