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学習塾講師が女子トイレ個室で小学生女児の体触る

 大阪府警は大阪府南部のスイミングスクール施設内で、小学生の女児の体を触ったとして、強制わいせつの疑いで、府内に住む元学習塾講師の男(28)を逮捕し、12月21日までに大阪地検に同罪で起訴した。

 起訴状などによると、元講師はスイミングスクール施設内にある学習塾の講師を務めていた今年11月下旬に、施設内の女子トイレの個室内で、女児の体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。

 元講師が女子トイレの個室から出てくるところを、スクール受講生に目撃されていた。府警の調べに対し、「トイレットペーパーを交換していただけ」などと、ワケの分からない供述をし、容疑を否認しているという。

 捜査関係者によると、元講師は女児に対し、安心させるため、「自分は塾の先生なんだよ」と言って近づいたというから、まさに立場を悪用しての犯行だった。

 この女児以外にも、他に被害者がいるとの情報もあり、府警では余罪がないか裏付け捜査を進めている。

 事件発覚後、元講師は勤めていた学習塾を辞めているが、犯行時は現職の塾講師。教員ではないとはいえ、教育者たる者が、その立場を利用して、年端もいかない女児に対して、わいせつ行為に及ぶとは、まさに非道。

 男は究極のロリコンだったから、幼い子と接することができる学習塾講師の職に就いたのか…。被害女児の精神的ショックを思えば、許しがたい犯罪である。
(蔵元英二)

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