元柔術世界王者として、昨年9月の「戦極〜第五陣〜」で総合初参戦を果たしたヒベイロは、プロレスリング・ノア、杉浦貴をヒザ蹴りTKOで葬り、鮮烈なデビューを飾った。2戦目の今回はパンクラスなどで活躍するベテラン、KEI山宮との一戦。ヒベイロは「(ヴァンダレイ・)シウバと一緒にトレーニングして準備はできた。13年のキャリアがある山宮相手に自分の動きを見せる」と意気込んだ。
この日の会見では國保尊弘取締役が、年内にライトヘビー級GPの開催とチャンピオンシップの新設を明言。ヒベイロは、タイトルも視野に入れているようで「タイトルができるのはとても素晴らしいことだ。それまでにしっかり経験を積んでGPに備える」とニヤリ。現在、キング・モーの独壇場となっている同階級で王座獲りを見据える。