同日、“ひとり芸”日本一を決定する「R-1ぐらんぷり2016」のファイナリストが発表され、ジェイソンは記者会見に出席。ファイナリストに進出した9名は意気込みなどを語ったが、「R-1」ファイナリストに選ばれた芸歴15年目のおいでやす小田は、優勝賞金500万円の使い道について、「家賃。電気シェイバー。オーブントースター…。お金を使う発想が貧困すぎてない。もらってから考えます」とコメント。
一方、芸歴2年目の厚切りジェイソンは、「僕はお金というより、チャンピオンタイトルを獲りに来ましたね。賞金も自分の資本を入れて、シリコンバレー式なベンチャーファンドを設立します。企業に投資しまくりたいと思います」と芸人の他にITベンチャー企業の役員も務めているだけに、ジェイソンらしい賞金の使い道だった。
同大会の司会を務める雨上がり決死隊の宮迫博之は、2人のコメントを比較し、「おいでやす小田との差」と指摘。苦節15年、ようやく晴れの舞台に出場することになった小田は「絶対、僕みたいなのを優勝させないとダメですよ」と主張。そして、ジェイソンに対し「お金くれたら、僕敬語使いますよ」とプライドを捨てたが、ジェイソンは「敬語は別にいいです」とすぐさま拒否。
宮迫からは「せやな、外人さん敬語別に関係ないもんな」と納得していた。
厚切りジェイソンといえば、外国人ならでは視点で日本や日本人のおかしな部分を笑いに変えるネタが定評だが、自身のツイッターでは日本の習慣、労働問題、しきたり、日本人の考え方や生き方に疑問や提言を投げかけており、ジェイソンの考え方を支持する一般人は数多い。