これを受け、ネットではさまざまな反応が見られた。まずは、海老蔵に同じく競馬ファンからは「これは『競馬好きあるある』のひとつ。またすぐに始めると思う」「はっきり書いてないけどたぶん、めちゃめちゃ負けてるんだと思う」といった声が聞かれた。さらには「海老蔵が本当に競馬やめるか自体が賭けの対象になりそうだな」といったツッコミも見られた。
海老蔵は歌舞伎界随一の競馬好きとして知られる。また、競馬は芸能人にもファンが多く、爆笑問題の田中裕二などは100万馬券を的中させたことでも話題となった。さらに、若手芸人では霜降り明星の粗品も競馬好きとして知られ、競馬のある日の仕事は片耳にイヤホンを挟み、競馬中継を聴くことを欠かさないようだ。やはり、ギャンブラー気質の血が騒ぐのだろう。海老蔵もまた、そうしたタイプの人物であったことは言うまでもない。
海老蔵は、飲酒時のトラブルから2010年に元暴走族の男性から暴行事件を受け、大怪我を負う。その後、酒はほどほどにしていたというが、妻の小林麻央さんが34歳の若さで亡くなってからは「酒も煙草もきっぱりとやめた」健康的な生活を送ってきている。それでも、競馬をやめなかったのは、やはり相当好きだった故だろう。
海老蔵はブログでは思い立ってやめたと記している。そのため、ネット上では、このほかにも「オタク趣味とかやめる時とかもこんな感じなのかな。プツンとした感じ」といった声があるほか、「小さい子供もいるし、やらないに越したことはないんじゃないの」といった家族を気づかう声も聞かれた。
海老蔵は今年の6月に麻央さんの三回忌を迎える。さらに、来年の5月には十三代目市川團十郎白猿の襲名を控えている。彼の中でもいろいろと思うところはあったのかもしれない。
記事内の引用について
市川海老蔵オフィシャルブログより https://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/