海老蔵は十二代目市川團十郎の長男として生まれ、13年2月、父の死去に伴い「成田屋」の家長に。一方、勘九郎は十八代目中村勘三郎の長男として生まれ、12年12月、父の死去に伴い「中村屋」の家長となった。
そんな2人だが、一部報道によると、5年前の歌舞伎座での舞台以来、2人の共演はなし。いつの間にか不仲説が浮上するようになってしまったというが、その原因は海老蔵の中村屋に対する“軽口”だったとか。そのため、本人たち以上に周囲が気を遣い、いつの間にか共演NGになってしまったというのだが…。
報道を受け、海老蔵はブログを更新。「あまりに失礼無礼無知にて徹底的に物申す」などと、真っ向から否定していた。
そこで気になるのが、報道が出た内幕だが、同誌によると、2人の父親の因縁が原因とみられるという。
事の発端は勘三郎の93年の一部スポーツ紙の連載エッセー。記者がコメントをまとめたものだったが、要約すると「團十郎はヘタ」という旨の文章が掲載されたため大騒ぎに。
とはいえ、もともと勘三郎は團十郎を慕っていたそうだが、いつの間にか両家の“確執”が作られてしまったというのだ。
「海老蔵は勘九郎に申し訳なく思ったこともあり、ブログを更新。そんな経緯もあり、視聴率が苦戦する『いだてん』への友情出演が今後、実現する可能性もありそうだ」(演劇担当記者)
なにはともあれ、共演NG疑惑はすっかり晴れたようだ。